こんにちは!在宅です。
前回は、「声掛け」について書きました。
次は何にするかなーと記憶を呼び起こすと、ふと出てきたのが「試着室の使い方」についてでした。
試着にも、目を疑う、理解できないことなどたくさんありました。
「試着」って結構色々見えますよ…
試着室って?
服屋さんに行って気になる服が見つかったら、「サイズはどうかな?」「どっちの色が似合うかな?」など色々悩みますよね。そんな時こそ「試着室」の出番です!!
本題に入る前に、基本的な使用方法をご説明します。
①「まず使用する際は店員さんに一声掛けましょう!」
これは「防犯上の理由」です。
洋服を何点持って入ったか分からないと、万引きなどを心配することになります。
たまに5~6着持って入られた時は、終わった後店内確認したりと結構不安でした。。
疑いたくないけど、うちの店では万引きは「あるもの」でしたので。
②「フェイスマスクの着用お願いします!」
トップスなどの場合に渡される布袋のようなもの。
これを被って服を着て下さい。意外とファンデ服に付いてるんですよ!
落ちないものだと売り物にならず、傷物として本社に返品になるなどお店へのダメージでかいです。
③「試着してみたら外に出るかは、お客様におまかせ。」
店員としては、出てきてもらえると接客が出来るため購入に繋がるので出てきてもらいたいところですが…
※ユニクロやGUなどのお店ではなく、スタッフが一対一で接客するお店の場合
正直自分的にイマイチだったり、あれこれ言われたくないなどもありますよね。
そんな時は、外から店員さんに声掛けられても「ちょっと考えてみますー」とでも言ってみましょう。
なぜその言葉なのか?
それは、「考える」=「買い上げに繋がらないのだな」と思うからです。
※これを言っても粘る(一度出てきて見せて下さい)店員さんもいますが、断ってOKです。
色々着方などのアドバイスが欲しい時などは、遠慮せずに出てきて店員さんに聞いてみて下さいね!お客様に色々相談されるのは嬉しいですから(*'▽')
買う買わないは置いて…買ってくれたらなお嬉しい
④「着終わった購入しない服は、店員さんに渡してOKです!」
これは素直におまかせしてOKです。
店員さんは、試着後の商品の状態を戻しつつ(リボンなどの結びなおし、ボタンを掛けるなど)売り場に戻すためです。先程もご説明した、ファンデーションなどの汚れなども確認事項です。ただ最低限整えて渡しましょう。(これについては後程…)
最低限のマナーは守りましょう
ここで感情が高ぶりますが…(;´Д`)
ありえないと感じた話。
先程、使用方法でも触れましたが
「着終わった購入しない服は、店員さんに渡してOKです!」ですが、
「裏返したままの丸まった状態で渡す」って(;´Д`)
これは女性としてどうなのよ!?でもこれ意外と多かったんです。
もっとひどいのが「試着室の床にぐしゃぐしゃのままフェイスカバーもふぁっさー!!と服の上に置いてある」でした。
これは口悪いけど、あたしら(店員)を何だと思ってるんだ!と本当にイラっとしました。しかもこれやる人って、若い子とかの世の中まだ分かってない!みたいな子じゃなくて、年配の女性、キレイめ系な女性とかがやるんですよ。
若い子なんかは、簡単に洋服を畳んでフェイスカバーも自分で捨てます!位の子結構いました。
そういう人は、本当神だと思ってました笑
今も覚ているお客様
たった5年ですが本当色々なお客様に会いました。
本当に気持ち的にたくさん支えて下さった方もいます。
その反面、すごく忘れられない程のインパクトを与えてくれた方もいます。
今も鮮明に覚えている、「試着」にまつわるお客様のお話をさせて頂きます。
ケース1.真夏の試着
とても暑い日。いくらファッションモールとはいえ、外から来た方には暑さが残ります。そんな時、一人の30代くらいのお客様が来店されTシャツの試着を希望されました。
そして、試着室にご案内する時の事
お客様「汗だくなので、(今から着る商品の)下に着るもの貸してください。」
在宅「申し訳ございません。。そういったのはなく、あるのは商品として置いているものだけでして…」
お客様「じゃあそれ貸して下さい」
在宅「」
上手い断り方が分からず、一枚の商品(インナー)が生贄になりました。
(その後、汗びちゃになった服は売り物にならないため、傷物となりました。)
肝心のTシャツは購入されました。ほっ…
てか汗びちゃしている人が試着する時用の服なんてあるかい!!!!
夏のご試着時は、汗にご注意下さい。。。
ケース2.弄ばれた洋服たち
お洋服屋さんに行くと気になるものが多く、あれこれ試したくもなりますよね?
それは、皆さん一緒です。私も自分がお客の立場の時は、何点か試着し購入を検討します。
しかし、度を超えた試着はご遠慮下さい。。。
以前、閉店2時間前の静かな店内。
おそらく大学生位のお客様が来店され、2~3点ご試着されました。
その後、試着をして試着室から出てきたお客様とお話も盛り上がり、あれこれおすすめの商品や他にも着てみたいお洋服など次々ご試着されました。
どれも気に入って頂き、どれがいいかなーと迷っているご様子。
むしろどれも気に入ったから削るのが難しいくらいの勢いでした。
私たちも、全てを買わせる!というのではなく、お客様のニーズや普段のお洋服との着回しなども考えた上で、おすすめするもの、次回でもいいものなど分けていました。
そんな中お店は閉店時間になり、全てのご試着を終えたお客様が出てきました。
在宅「いかがでしたか?」
お客様「考えます!(*'▽')ニコ」
在宅「…!?どれを考えることにしたんですか??」
お客様「全部です!(*'▽')ニコ」
在宅「えっ!お似合いだったのに??どうしたんですか??」
お客様「手持ちないんです!(*'▽')ニコ」
在宅「うち、クレジットやデビットカード使えますがいかがですか?」
お客様「どれもありません!(*'▽')ニコ」
在宅「・・・・・」
結果、正確には閉店してから30分程経つまで「買う気もないのに」試着をされたお話でした。もうこの日は、真っ白に燃え尽きて帰りました。
色々事情もあるだろうが、買う気もない試着を閉店過ぎまでやるのはさ…
しかもたくさん買う気を見せての、全部いらないは悪質過ぎるよ。。
どうか、たくさん試着されるのもいいです。着なきゃ分からないこともたくさんありますし、全てを買えない懐事情もあります…が!試着「遊び」的なのはおやめ下さい。
まとめ
試着はとても大事なことですし、店員としても試着をおすすめしています。
しかしながら、マナーを守って利用して頂きたいのが当時の私の気持ちです。
少しでも、マナーが向上することを現役を退きましたが祈っております。。。
★☆読んで頂きましてありがとうございました!☆★
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